子犬の譲渡に関して
平成11年12月の動物の愛護及び管理に関する法律の改正
平成17年6月改正に従って、 動物取扱業に係わる必要な届出を全て提出・
許可済みです 動物取扱業者登録標識のページをご覧下さい。
飼養施設及び動物の点検状況記録台帳も毎日付けております。
これは、午前/午後の2回の主な清掃と点検、動物の異常の有無、動物の出入り状況、細かく言えば、胃液を吐いてしまった、爪を割ってしまって処置をしたなどを日々細かく記録しています。
子犬のお渡し時は動物販売時説明書を添付しますとともに、
説明を受けましたという確認書にサインをいただく必要があります。
これは、現在はペットショップで買っても、ブリーダーから買っても
行なう必要がある法律です。
我が家では金銭を伴わない場合でも 説明書としてお渡ししています。
1)品種
チャウチャウ
2)性成熟時の標準体重、標準体長その他の体の大きさに係わる情報
体高(FCI)スタンダードによると
オス48-56 cm (19-22 inch)
メス46-51 cm (18-20 inch)
アメリカでは43-51cm (17-20 inch)で、現在の日本に入ってきている
血統からお話しますと、我が家では、47~52cmくらいです。
3)平均寿命その他の飼育期間に係わる情報
体重で言うと大型犬に入りますが、チャウチャウは一応中型犬です。
両方を加味しても平均年齢は10歳前後となります。
若く亡くなる子もいますので、厳密に平均寿命の計算をすると
6~7歳になるかもしれませんね。
19歳に近い18歳まで生きたという話を聞いてはいますが。
それは、ごく稀な話です。
4)飼養又は保管に適した飼養施設の構造及び規模
室内飼育の場合でも必ずバリケンネルやケージ・サークルなどのハウスを
各1つ準備しましょう。 就寝時、留守番時にハウスに入れましょう。
チャウチャウも子犬の時には、いたずらはしますので事故防止のためにも、
入って待つ、寝るという躾の意味でも必要です。
チャウチャウに教える最初の躾は、我慢して待つです。
これを教えるのにクレートトレーニングが一番簡単で効果的です。
チャウチャウはクーラーや扇風機が必要です。外飼いで扇風機も無し
というのは、今の日本では、ほぼ無理となります。
クーラー管理のない家には販売できません。
暑さが苦手な犬種ですので、換気、湿度、温度管理が必要です。
温度が低い時期でも、湿度が高いと体に熱をこもらせて熱中症病になります。
夏場は扇風機とクーラーの併用で空気の流れが出来て熱中症予防になります。
5)適切な給餌及び給水の方法
水は一年中、いつでも新鮮な水が飲めるようにしましょう。
給水瓶や、蓋つきの水入れなどがあると、飲むたびに胸の毛が
濡れなくてすむので 蒸れて湿疹になったりするのを防ぐ事が出来ます。
食事は、タンパク質量27%以上の原材料の最初に穀類ではなく
お肉名の入る良質なドッグフードの使用をお勧めします。
筋肉が必要な犬種ですので、たんぱく質が必要です。
穀類が最初に来るフードでは、肥満の元になる事もあります
家で作る場合も犬に必要な栄養素を考慮して作ってあげてください。
老化を早めるのも遅くできるのも、食事が大きく関係してきます。
食事の回数は成犬で2~3回、子犬のときは1日に4~5回に、分けて
あげられると、理想的です。
成犬でも1日量を数回に分けて与える事で肥満予防になります。
食事の後、1時間位は、胃捻転予防のためにハウスに入れて休ませましょう。 胃捻転防止の対策のひとつに、フードを予め、水や、ぬるま湯で、
ふやかしておくのも効果的です。
チャウチャウのケネルの殆どが、この方法をしています。
胃捻転、熱中症はチャウのかかりやすい病気の代表ともいえます。
フードと水以外の食べ物について、市販のおやつ・ガム・チュール・ビスケット・骨・ジャーキーなどは一切与えないほうが賢明です。
正しい食事を食べなくなるほか、アレルギーを誘発します。
チャウチャウはアレルギーになりやすい犬種と昔から言われています、我が家で食物アレルギーを発症させた子は居ません、このフードと水以外の口に入るものは与えていないからです。
フード意外にお肉を足すのであれば、フードの質を上げることをお勧めします。素人判断では栄養バランスを崩すだけでチャウチャウの為にならないからです。一生痒みとの戦いにならないように、余計なものを与えす、犬の喜ぶ顔は人との関りを与えて楽しみましょう。食べ物を与えて、その喜ぶ顔がみたいのは飼い主だけで、犬は、その他のものを知らなければ、あるもので喜びます、犬は飼い主との関りや、飼い主の喜ぶ姿を見て感じて、喜びを感じることが出来る動物です。
体に悪いものを与えながら、病院通いして薬を一生与え続けるなどというナンセンスなことが無いように、強くお願いします。
2歳になるまでは、やせ気味で管理しましょう
骨や関節が出来上がるのに15カ月とも言われていますが
この期間に太らせてしまうと、股関節や肘・膝などを悪くします
両親などを検査し、キチンと繁殖された子は体重管理などで
それらのリスクを大きく減らせます
この時期に体重過多で育てると、発症させなくて済む病気を
作ってしまいます。
運動も同時期に無理に、たくさん歩かせることで関節を痛めます
この時期は、理想はリードでの散歩ではなく自由運動です。
自由運動が無理な場合は、なるべく土などの柔らかい場所を歩かせ
無理に長い時間歩かせないようにしましょう。
途中で休むことなく、歩いて帰ってこれる距離で、
回数で運動量を稼いであげるのも良いと思います。
2歳までの運動・体重管理・食事・躾が一生を左右します。
与えてはいけないものは、他の犬種と一緒ですので
犬の飼い方などの本を一冊は買って勉強してください。
チャウチャウの食器の高さは、首に負担のかからない高さに
作ってあげるのが望ましいです。
頭部の重い犬種ですので、老化とともに腰や頸の痛みが
出てくることがあります。
若い頃から、負担をかけないことが1つの予防です。
階段の上り下り、ソファーからの飛び降り、食器の位置、
若い頃には問題はほとんど出てきません。
普段の積み重ねが、老後に出てきますので症状が現れてからでなく、
若い頃からケアーしてあげてください。
6)適切な運動及び休養の方法
チャウチャウの日常の運動は、最低でも1日15~30分以上
行なえると良いでしょう。
毎日アスファルトなどで一時間歩く事が出来ると、狼爪以外の爪は
切る必要がないほど綺麗に削れます。
夏場や湿度の高い時期は時間帯にも注意が必要です。
日が落ちてもアスファルトなどの地面の温度は直ぐには下がりません。
私達よりも地面に近い場所で呼吸をしますので配慮が必要です。
子犬は3ヶ月齢の混合接種後+4ヶ月齢のパルボ接種の後、
確実に免疫が上がるであろう1週間を待ってからの散歩が理想です。
必ず、リードを使用してください、ノーリードは日本では許可されていません、処罰の対象になります。 (自宅の庭や所定のドッグランなど以外の場所)
糞の持ち帰りは飼主のマナーです。
他人の家の壁や玄関先に尿をさせないように散歩をさせましょう。
ペットボトルに水を入れて、尿をした場所にかけるのがマナーになっている地域もあります。良いことはどんどん取り入れましょう。
でも、一番良いのは排便排尿は自分の敷地の中でする事です。
健康チェックのためにも自宅で排便排尿を済ませて、チェックして、散歩(運動)に行くのが望ましいです。
世の中、犬を好きな人ばかりではありませんし、アレルギーの人もいます、
通学途中の子供は地べたに座ることもあります。
互い気持ちよく生活するため、犬嫌いを増やさない為の努力をしましょう。
主な人と動物の共通感染症
その他当該動物がかかる恐れの高い疾病の種類及びその予防方法
不妊又は去勢の措置の方法
みだりな繁殖を制限する為の措置
に関しては、お渡しする用紙を必ず読んでください。
チャウチャウは太りやすい犬種でもありますし、 ホルモン異常を
起こしやすい犬でもありますので 当方では、避妊・去勢は売買時の約束という形での強要はしておりませんが、状況によりお願いすることがあります。
本当はしない方が良いと思ってはいます。
しかし、現在の状況だと、パピーミルブリーダーへの流出防止策としてお願いすることに、今はなっております。
オスは発情期はありません。 発情しているメスの臭いで興奮します。
メスは年に2回の発情が通常ありますが、 出血を見てから、通常約7日目から 2週間前後の間に排卵がありますので、その時期にオスから隔離する事で
希望しない繁殖を防げます。
食事や運動と同じで管理が必要ですし、人間が手間をかければ、
管理が出来ます。
性ホルモン由来の病気の予防のための避妊去勢手術を 希望される方は、メリット、デメリットを本やHPで、ご一読の上
(チャウの場合は麻酔が、まず大きなデメリットです)
充分、勉強された上で、家族環境や飼育環境に合わせて行ってください。
ホルモンをいじる怖さは、殆ど書いてないことが多いですが、体験された飼主さんは後悔のしようがないのです、戻せるものではありませんですしね。
人間のように、足りなくなったホルモンを補う薬は 犬の場合は、
出されない事が大半です。
人間の避妊・去勢手術後に起こる更年期障害のような症状や異常については
人間の方のHPにも書いてあります。
ぜひ読んでみて下さい。
犬の場合、細かい事を訴える事が出来ないだけで例えば、
更年期のような症状は犬でも同じように起きているのです。
そして、手術された方は、体重管理に、より一層励んでください。
チャウチャウの寿命や病気(心臓・肝臓・関節炎など)に
大きく関係してきます。
当方では、繁殖犬は両親ともに、通常、股関節の検査、目の検査、
心臓の検査、肘、パテラ等の必要な検査を行なってから繁殖しています。
ショーや繁殖をリタイアしたからと避妊・去勢手術は原則行っておりません。
子犬のお渡しは、できれば3ヶ月齢のワクチンがすんでからが理想です。
3ヶ月齢のワクチンが済む頃ならば、ある程度の躾や、社会化を学んび
第一段階の躾後のお渡しになるので飼いやすいはずです。
早いケースでも2ヶ月齢の混合ワクチン接種後1週間経ってから
お渡しになります。
子犬には全てマイクロチップを装着します。(法律になりました)
生涯に渡って、できる限りのアフターフォローをさせていただきます。
ペット用途の子犬の場合は、血統書はカラーコピーで、お渡しします。
子犬には全員JKCの血統書を発行しています。
私は、避妊・去勢の手術の強制はしませんが、安易な繁殖による、
異常などを持って生まれる等、かわいそうな子を増やさないための
措置のために、原本をお渡ししない事にしました。
成長を見てショーに出られる子や、繁殖に使えるようなクオリティに
育った子には、その時に改めて、希望があれば、お渡しします。
お約束
我が子の一生をお願いするにあたり、 以下の事をお約束していただける方に
のみ 、お譲りいたします。(犬を飼う当たり前のことですが)
市町村への届出
(国の法律で、各犬の生涯に1回登録の義務)
マイクロチップの名義変更などが義務になりましたので、お願いします。
狂犬病予防接種の義務を怠らない事
(これは国の法律です、市町村もしくは 動物病院で年に1回接種してください。)
犬に必要な伝染病予防接種を生涯していただくこと
((5種以上の予防接種(動物病院で接種するもの) その地域にあわせて
かかりつけ医に相談の上、 必ず年に1回接種してください))
フィラリアの予防を生涯していただくこと
((動物病院で処方されるもの、地域にあわせて投薬開始時期、 終了時期
(通常15℃以上の日が無くなってから最後の1回を投薬)が住む地域に
よって違うため年に何回とは決まっていません。
予防時期に関しては、かかりつけ医に相談してください。))
当方では、インターネットで買って飲ませるという方には、
お渡し出来かねます。
通年で飲む場合以外は、毎年一回、飲ませ初めに検査をしてから飲む薬となっているからです、きちんと病院で処方してもらってください。
病気や老齢になって看病や介護が必要になっても終生愛情を持って面倒をみ、
飼育していただける方
かわいそうな子を増やさないためにも、 ペット増産業者等への繁殖協力・
転売をしない事をお約束いただきます。
別途、誓約書に同意の上お譲りします。
一般家庭で飼育の場合特に問題ない内容になっています。
ショー用&繁殖用とペット用は別の内容になっています。
許可なくペットでお譲りした犬を繁殖に用いらないこと。
ショー用・繁殖用の文字での明記がない販売時説明書の子犬は全て
ペット用(愛玩飼育目的)です。
これは、今までにお譲りした犬に関しても同じ販売時説明書を
お渡ししていますので、お手持ちの販売時の説明書に文字が有る無いの
確認を今一度お願いします。
繁殖業者への流出を避けるために相談無く繁殖した際、
もしくは行おうとした事が、発覚した際は、犬の返還、血統書の返還、
避妊・去勢の処置、等を取らせていただくことがあります。
海外とも協力しポリシーとプライドをかけて作っている血統ですので、
それがパピーミルに流れるような状態を作ることはできません。
厳重な措置に努めていくつもりです。
我が家は基本的にHobby Kennelです。
年に2回の発情が来るたびに交配しません。
当然いつも子犬がいるわけではありません。
Hobbyとは言っても理想のチャウを求める為のもので
全頭健康チェックを行った犬での計画繁殖のみ行っています。
ですので、よほどの事がない限り、 同じ組み合わせの交配は1度限りです。
メスの生涯出産回数は1~4回(理想的には2回)に制限しています。
↑これも、法律で定められました。
家庭の都合により、飼育できなくなった場合や、 引越し等により住所移転
などの場合は必ず、ご連絡下さい。
所有者変更の際も、ご連絡下さい。
できる範囲で、一生涯いろいろな形でサポートするつもりでおります。
人や犬を咬んだり、吠え声等で近所の迷惑になったりしないよう、
きちんと躾をしていただける方にお願いします。
躾に関してはブログを参照ください。
子犬の価格は30万円+消費税+ワクチン等の予防費用などで、おおよそ35万前後が通常の価格になります。
同居家族のいる場合、家族の同意がある方、万が一の際に犬を見てもらえる人が居ない場合は御相談ください。
色々な事情で誰かが面倒を見られなくなったとき、 代わりに面倒を見てもらえる方がいないと、 結局、不幸せになってしまいかねません。
犬は買って最後ではありません。
生き物ですから生きている間中、毎日お金がかかります。
時には不意の事故や病気で、多額の治療費がかかる事もありかもしれません。
家族で充分相談の上、ご検討下さい。
家族に合った犬種を考えた上で、 チャウチャウではなく
他の犬種が合っているケースも 出てくるかもしれません。
それでも、チャウと生活をしたいと希望された方、
チャウチャウが良いと決まった方は、ご連絡下さい。
メールで御連絡ください。
フルネーム・住所が最低でも無い場合は、お返事できかねます。
-
チャウチャウの飼育歴、もしくは他犬種の飼育歴の有無
-
家族構成
-
予定の飼育環境(詳しくお願いします)
-
同居犬や同居動物の有無
-
求める性別や目的(ペット・繁殖用・ショー用など)
などの自己紹介文をお願いしています。
送っていただいた個人情報は個人情報保護法に従って管理します。