CHOW CHOW STANDARD
純血種には犬種ごとに必要な特徴や基準や規制などを、視覚的に表現したり、
数値などを用いて文章で表したものがスタンダードで、
ドッグショーに参加する時や、ブリーディングを考える上で不可欠なものです。
理想像と書かれることも多くあるようですが、
私はチャウチャウのスタンダードにおいては、部分的には理想像でもあるし、
多くの部分では最低限越えなければいけない基準でもあるので、
あくまでスタンダードは、理想ではなく文字通りの標準と捉えたいと思っています。
ブリーディングを行う人は、これを勉強し、計画にブリーディングを行う必要があります。
先輩の言葉を借りれば、ペディグリーやスタンダードを理解しないままのブリーディング行為は、
海図のない航海に出るようなものになってしまいます。
スタンダードを度外視してのブリーディングは、パピーミルの行為と何ら変わらなくなってしまうのです。
しかし、どんなに計画しても、生まれてくる全ての犬は完璧なものは1匹も居ません。
これらのスタンダードの事項から外れることがあっても、その犬種として、家庭の良き伴侶として飼育されることに問題はありません、と、ジャパンケンネルクラブでも明記してあります。
アメリカスタンダード訳
アメリカのスタンダード
プロポーションは子犬を審査する時に当てはめない!
サイズよりタイプを優先する!
を頭に置いて読んでみてください♪
子犬の成長過程では前が一時低くなる事や
幅が足りない事、足が短く見える事
又は逆に長く見えることもあるからです
顔ものっぺり見えることもあります
成長後の成犬時の顔貌はチヤウを勉強し
育ててみないと分からない事です
一般的な外観
特徴 - 中国北部を起源とする古代種で、
狩猟、牧畜、牽引、家庭の保護などに用いられた
中国の万能犬。
今日、主にコンパニオンとして活躍しているが、
チャウの真のタイプを評価する際には、
その労働者としての起源を常に
念頭に置かなければならない。
北極圏の犬で、中型犬、筋肉質で骨が太く、
力強く、頑丈で、四角い体型をしている。
骨格は重い。
ボディはコンパクトで短く、幅が広く奥行きがあり、
尾は高く設定され、背中に密着し、
全体は4本の真っ直ぐで力強く、
健全な脚に支えられている。
横から見ると、後脚にはほとんど角度がなく、
ホックジョイントと中足骨は股関節の真下にある。
このような構造により、この犬種独特の短くて
ユニークな歩様を生み出している。
大きく平らなスカルと短く広く深い
マズルを持つ頭部は、
誇らしげに背負い、襟巻状の毛で強調される。
エレガンスとサブスタンスがバランスよく組み合わされ、
*(サブスタンスとは本質とか実態という意味です)
決して重厚になりすぎてはいけない。
活動的で、警戒心が強く、機敏であることが
重要である。
スムースまたはラフなダブルコートを
身にまとっている。
チャウは美しさ、威厳、自然さを備えた傑作である。
チャウの真の姿に欠かせないのは、
その独特の 青黒い舌、にらみつけるような表情、
竹馬歩様。
サイズ、プロポーション、サブスタンス
サイズ-成体の平均体高は17〜20インチ
(約43.18-50.8cm)であるが、
どのような場合でもサイズよりも
全体のプロポーションとタイプを
優先させるべきである。
プロポーション
横から見て四角く、カップリングは緊密である。
前胸部から臀部までの距離は、
ウィザーの最も高い位置の高さに等しい。
*アメリカは横から見た顔の形も明記しています
重大な欠点
側貌が正方形でない。
肘の先から地面までの距離が、ウィザーの高さの
半分である。
胸の床と肘の先端が同じ高さである。
正面と背面から見た幅が同じで、
広々としていなければならない。
このようなプロポーションが
真のチャウ・タイプに不可欠な要素である。
アメリカは細かく書くねぇ~
子犬の審査では、これらのプロポーションに
適合していないことは、一切考慮してはならない。
サブスタンス
体格は中くらい。
中型で、筋肉が発達しており、骨が重い。
同様に好ましくないものは、細長い骨格のものや、
やり過ぎで重く、ごつごつしたものである。
異なる性別の個体を比較する場合
牝犬は牡犬ほど頭や中身が
充実していないことが多いので、
牝犬にも十分な配慮が必要である。
牝犬は牡犬ほど頭も体格もよくない。
牝犬には女性的な印象があり、
牡犬には男性的な印象がある。
頭
誇らしげに背負い、犬の大きさに比例して大きいが、
決してトップヘビーに見えるほど誇張したり、
低い姿勢になることはない。
表情は基本的に不機嫌で威厳があり堂々としている。
洞察力があり冷静で紳士の様にふるまい
独立心の強い。
眉をひそめるには、両目の内側の上角のすぐ上に
皮膚のボタンがあり、眉をひそめるのに十分な
皮膚の遊びがあり、マズルの付け根から
額に向かって目の間にはっきりとした溝があり、
正しい目の形と配置、
正しい耳の形と配置によって達成される。
過度な皮膚の緩みは好ましくない。
マズルのシワは表現に寄与しないので必要ない。
目はダークブラウンで、深くセットされ、
大きく離れて斜めに配置され、適度な大きさである。
アーモンドのような形をしている。
正しい位置と形は、オリエンタルな印象を
与えるはずである。
目の縁は 黒色で、まぶたは内側に向いたり
垂れ下がったりせず、目の瞳孔が
はっきりと見えること。
*目の形についてはFCIが大きく変更になりました
アメリカは元のアーモンドアイのままです
重大な欠点
眼瞼内反または眼瞼外反、または瞳孔が全体的または
部分的に緩んだ皮膚で覆われている。
耳は小さく、適度に厚く、
先端がわずかに丸みを帯びた三角形で、
硬く直立しているが、わずかに前傾している。
耳は大きく開き、内側の角は頭蓋骨の上にある。
犬が動くと耳が揺れ動くものは非常に好ましくない。
失格、欠点
ドロップイヤ(垂れ耳)。
ドロップイヤーとは、耳の根元から先端までの
どこかが折れているもの。
根元から先端にかけて折れているもの、
または、硬く立っておらず、
頭蓋骨の上部と平行になっているもの。
頭蓋骨 - 頭蓋骨の上部
左右、前後に広く、平らである。
被毛や緩んだ皮膚は、
正しい骨格の代わりにはならない。
横顔で見ると、マズルとスカルの
トップラインは、ほぼ平行である。
適度なストップがかかっている。
眉が膨らんでいると、ストップが
実際よりも急に見えることがある。
マズルは頭頂部の頭蓋骨の長さに比べて短いが、
頭頂部の長さの3分の1以下であることはない。
マズルは広く、目の下はよく埋まっており、
幅と深さは同じで、根元から先端まで
同じ大きさに見えるべきである。
この四角い外観は、正しい骨格に加え、
マズルのパッドとクッションの効いた唇によって
実現される。
マズルは決して四角く見えないような
パッドやクッションではならない。
口を閉じたとき、上唇は下唇を完全に覆っているが、
突出した状態であってはならない。
鼻
大きく、幅広く、黒色で、
鼻孔がよく開いていること。
失格点
ただし、ブルーチョーはブルーまたは
スレート色の鼻を持ち、
クリームチャウはさまざまな色の鼻を
持つことがある。
レッド、ブラック、シナモンの鼻は、
黒一色でなければならない。
ブルーチョーは、ブルーまたは
スレート色の鼻を持つことができます。
クリームチャウの鼻の色は、子犬でも成犬でも、
濃い黒/茶色の色素からピンクがかった色素に変化し、
外縁に濃い鼻の縁の色素があってもなくても、
すべて同じように正しい色です。
*FCIの場合フォーン(シナモン)は
黒でなくても良いとなっているが
アメリカの場合はフォーンも黒となっている
口と舌
唇の縁は黒く、口の中の組織は殆ど黒く、
歯茎はできれば黒く。
口は黒一色であることが理想である。
舌の表面と縁はしっかりとした青黒い色で、
暗ければ暗いほどよい。
欠点
舌の表面や縁が赤やピンク、
あるいは1つ以上の赤やピンクの斑点がある。
歯は強く、シザーズバイトで均等である。
ネック、トップライン、ボディ
首は強く、充実しており、筋肉質で、
きれいなアーチを描き、注目したときに
トップラインの上に堂々と頭を乗せることができる
十分な長さがある。
トップライン
トップライン - ウィザースから尾の付け根まで
まっすぐで、強く、水平である。
ボディ
短く、コンパクトで、密着しており、筋肉が強く、
幅が広く、深く、脇腹がよく下りている。
脇腹がよく下りている。ボディ、背中、
カップリング、クループはすべて短く、
必要なスクエアな体型であること。
体型はスクエアであること。
胸は広く、深く、筋肉質で、決して狭くはなく、
スラブ状でもない。
肋骨は接近しており 肋骨はよく伸びていて、
樽状ではない。
肩と上腕が胸壁にスムーズにフィットするように、
前肋骨のスプリングは下端がやや狭くなっている。
胸底は広く、深く、肘の先まで伸びている。
胸骨は肩よりやや前に出ている。
重大な欠点
呼吸が荒い、または腹式呼吸
(通常のパンティングは含まない)、
胸部が狭い、またはスラブ状である。
ロインはよく筋肉がつき、強く、短く、広く、深い。
クループは短く、幅が広く、
力強い尻と大腿の筋肉があり、
水平なクループを形成する。
テール
高く設定され、常に背中に密着している。
スタート時の背骨の線に沿う。
前脚
肩は強く、筋肉質で、肩甲骨の先端は
適度に密着している。
肩の背骨は水平に対して約55度の角度をなし、
上腕との角度は約110度である。
上腕の長さは肩甲骨の長さより決して短くはない。
肘関節は胸壁のかなり後方にあり、
肘は内側にも外側にも曲がらない。
前脚は肘から足まで完全にまっすぐで、
骨量が多く、
他の部位と比例していなければならない。
正面から見ると、前脚は平行で、
広い胸に相応して間隔が広くなっている。
パスターン(前脚)は短く、直立している。
手首はナックルオーバーであってはならない。
露爪は取り外してもよい。
足は丸い。足の形は丸く、コンパクトで、
猫のような形をしており、
厚い足指のパッドの上によく立っている。
後脚
後脚は幅広く、力強く、腰と大腿部に
十分な筋肉があり、
骨量が多く、後脚と前脚の骨量はほぼ同じである。
後方から見ると、脚はまっすぐで、平行である。
骨盤の広さに相応して、脚の間隔が広く、平行である。
スティフルジョイントは角張りが少なく、
安定していて、まっすぐ前を向いており、
ジョイントの骨はきれいで
シャープでなければならない。
ホックジョイントはよく下ろされ、
ほぼ直線的に見える。
ホックジョイントは丈夫で、よく編み込まれていて、
しっかりしていなければならず、
決して前方や左右に曲がったり
折れたりしてはならない。
ホックジョイントと中足骨は股関節の下で
一直線に並んでいる。
中足骨は短く、地面に対して垂直である。
狼爪は除去してもよい。脚は前脚と同じ。
重大な欠点
スタイフルまたはホックジョイントが不健全である。
被毛のこと
ラフコートとスムースコートの2種類がある。
どちらもダブルコートです。
ラフコート
ラフコートでは、外側の被毛は豊富で密度が高く、
まっすぐで際立っており、質感はやや粗めです。
子犬の被毛は全体的に柔らかく、厚く、
ウール状である。
被毛は頭部と首の周りにたっぷりとした
ラフを形成し、頭部を縁取る。
被毛とラフは一般に牝犬より牡犬の方が長い。
尾は十分な飾り毛。
被毛の長さはチャウによって著しく異なり、
長さよりも太さ、質感、状態を重視する必要がある。
明らかなトリミングやシェーピングは好ましくない。
ウィスカー、足、中足骨のトリミングは任意である。
スムース
スムースコーティングのチャウは、
ラフコートのチャウと同じ基準で審査されますが、
外被の量と分布はスムースコートのチャウには
適用されません。
スムースコートのチャウの外被は硬く、密度が高く、
滑らかで、明確なアンダーコートがある。
脚や尾に明らかなラフやフェザリングが
あってはいけません。
色
カラー:クリアカラー、ソリッド、
またはソリッドにラフ、テール、フェザリングに
明るいシェーディングを施したもの。
チャウには、レッド
(ライトゴールデンからディープマホガニー)、
ブラック、ブルー、シナモン
(ライトフォーンからディープシナモン)、
クリームの5色が存在する。
平等な基準で審査される許容範囲内の色。
*FCIと異なりアメリカでは昔からの言われ方で
ホワイトの明記は無く5色とはっきり書かれています
シナモンはFCIのファウンです
テールやお尻のシェードはレッドなら白っぽくなる
ブラックの場合は白やグレーっぽい
シェードになります
歩様。
適切な動きは、適切なコンフォメーションと
健全性の重要なテストである。
健全で、まっすぐな動きで、機敏で、短く、素早く、力強く、
決してのろまであってはならない。
後肢がまっすぐなため、後肢は短く、竹馬歩様。
横から見ると、その独特の竹馬歩様がよくわかる。
後脚は腰から上へ、
まっすぐな振り子のようなラインを描いて前進し、
尻はわずかに跳ね、脚は前にも後ろにも
大きく伸びない。
後肢の角度が少ないため、
ほぼ一直線にパワーを体に伝える後肢の
推進力が強い。
このパワーを効率よく前の構造に伝達するために
カップリングは短く、かつ 横揺れしてはいけない。
後方から見ると、股関節からパッドまでの
骨のラインは、犬が動いてもまっすぐなままである。
スピードが増すと、後脚はわずかに内側に傾く。
スタイフルの関節は進行方向に
向いていなければならず、
外側に傾いて脚を曲げたように見えたり、
下半身がひずんだりしてはならない。
正面から見て、肩関節からパッドまでの
骨のラインは、犬が動いてもまっすぐのままである。
スピードが増すと、前脚は正確な平行面にはならず、
むしろわずかに内側に傾く。
前脚は半円を描いて振り出したり、
小刻みに歩いたり、
ハクニーアクションの形跡を見せてはならない。
前脚と後脚の組み立ては平衡で
ダイナミックでなくてはならない。
速さにはやや欠けるが、チャウは持久力に優れ、
健全でまっすぐな後脚がダイレクトに
使えるパワーを効率よく供給するからである。
効率的なパワー
気質。
鋭い知性と独立心、そして生来の威厳が、
チャウに飄々としたオーラを与えている。
見知らぬ人に対しては、控えめで慎重な
態度をとるのがチャウの性質です。
攻撃的な態度や臆病な態度は許されない。
チャウは目が深いので周辺視野が狭いので
正面からアプローチするのがベストです。
概要
欠点は、標準からの逸脱に比例して罰せられる。
チャウの審査では、全体像が第一に考慮される。
バランスまたは健全性を犠牲にして、
いかなる特徴をも誇張することは厳しく罰せられる。
タイプは一般的な外観、気質、すべての部分の調和、
特に犬が動いているときに見られる
健全性を含むべきである。
チャウのコンフォメーション、バランス、
健全性の最終テストである動作に重点を
置くべきである。
失格とする。
ドロップイヤー(垂れ耳)。
ドロップイヤーとは、基部から先端までの
いずれかの部分が折れているもの、
または、硬く直立しておらず、
頭蓋の上部に平行に横たわっているものをいう。
鼻に斑点がある、または黒以外の色が
はっきりとしている。
ただし、ブルーチョーはブルー
またはスレート色の鼻を持ち、
クリームチャウはさまざまな色の鼻を
持つことがある。
舌の上面または縁が赤またはピンク、
あるいは赤またはピンクの斑点が1つ以上ある。
FCI Standard
FCI Standard
CHOW CHOW
ORIGIN : China.
PATRONAGE : Great Britain.
DATE OF PUBLICATION OF THE ORIGINAL VALID STANDARD : 24.06.1987.
UTILIZATION :Guard dog, companion.
CLASSIFICATION F.C.I. :Group5Spitz and primitive type.
Section5Asian Spitz and related breeds.
Without working trial.
GENERAL APPEARANCE : Active, compact, short-coupled and essentially well balanced,
leonine in appearance, proud, dignified bearing; well knit frame; tail carried well over back.
BEHAVIOUR / TEMPERAMENT : Quiet dog, good guard, bluish-black tongue;
unique in its stilted gait. Independant, loyal, yet aloof.
HEAD
CRANIAL REGION :
Skull : Flat, broad; well filled out under the eyes.
Stop : Not pronounced.
FACIAL REGION :
Nose : Large and wide in all cases black
(with exception of cream and near white in which case a light-coloured nose is permissible,
and in blues and fawns a self-coloured nose).
Muzzle : Moderate in length, broad from eyes to end (not pointed at end like a fox).
Flews : Flews and roof of mouth black (blue black), gums preferably black.
Tongue bluish black.
Jaws/Teeth : Teeth strong and level, jaws strong, with a perfect,
regular and complete scissor bite,
i.e. the upper teeth closely overlapping the lower teeth and set square to the jaws.
Eyes : Dark, oval shaped, medium sized and clean.
A matching coloured eye permissible in blues and fawns.
Clean eye, free from entropion, never being penalised for sake of mere size.
Ears : Small, thick, slightly rounded at tip,
carried stiffly and wide apart but tilting well forward over eyes
and slightly towards each other, giving peculiar characteristic scowling expression of the breed.
Scowl never to be achieved by loose wrinkled skin of head.
NECK : Strong, full, not short, set well on shoulders and slightly arched.
BODY :
Back : Short, level and strong.
Loins : Powerful.
Chest : Broad and deep. Ribs well sprung, but not barrelled.
TAIL : Set high, carried well over back.
LIMBS
FOREQUARTERS : Forelegs perfectly straight, of moderate length, with good bone.
Shoulders : Muscular and sloping.
HINDQUARTERS : Hindlegs muscular.
Hock joint : Well let down, with minimal angulation,
essential to produce the characteristic stilted gait. Never flexing forward.
Hock : From hock joints downwards to appear straight.
FEET : Small, round, cat-like, standing well on toes.
GAIT / MOVEMENT : Short and stilted.
Forelegs and hindlegs moving parallel to each other and straight forward.
COAT
HAIR : Either rough or smooth.
"Rough : Profuse, abundant, dense, straight and stand-off.
Outer coat rather coarse in texture, with soft woolly undercoat.
Especially thick round neck forming mane or ruff and with good culottes or breechings on back of thighs.
"Smooth : Coat short, abundant, dense, straight, upstanding, not flat, plush-like in texture.
Any artificial shortening of the coat which alters the natural outline or expression should be penalised.
COLOUR : Whole coloured black, red, blue, fawn, cream or white,
frequently shaded but not in patches or parti-coloured
(underpart of tail and back of thighs frequently of a lighter colour).
SIZE :
Height at withers : Dogs48-56 cm (19-22 ins) at shoulder.
Bitches46-51 cm (18-20 ins) at shoulder.
FAULTS : Any departure from the foregoing points should be considered a fault
and the seriousness with which the fault should be regarded should be in exact proportion to its degree
and its effect upon the health and welfare of the dog.
Any dog clearly showing physical or behavioural abnormalities shall be disqualified.
N.B. : Male animals should have two apparently normal testicles fully descended into the scrotum.
Japan Kennel Club Standard
Japan Kennel Club Standard
【原産地】
中国
【後援国】
イギリス
【用途】
番犬、家庭犬
【FCI分類】
グループ5 スピッツ&プリミティブ・タイプ
セクション5 アジアのスピッツ&関連犬種
【沿革】
チャウチャウの起源は番犬や狩猟に使用するために飼育されていた中国にあり、
中国では2000年以上前から知られている。
北欧タイプのスピッツ犬と血縁関係にあり、
多少マスティフも含まれている。
中国の『鎖国政策』のため、チャウチャウは1800年頃まで
他国では見られず、18世紀後半にイギリスに輸入され
1925年に英国のクラフト展で出陳された
1920年代まではあまり知られていなかった。
【一般外貌】
活動的、且つコンパクトで、カプリングは短く、
本質的にバランスがよく取れており、
ライオンのような外貌をしている。
また、気高く、威厳があり、しっかりした体躯構成をしており、
尾は背負っている。
常に自由に動けなければならず、
決して活動の妨げになったり、暑い気候の中で
苦痛を感じたりするほどの量の被毛があってはならない。
青みがかった黒い舌が特徴である。
【重要な比率】
キ甲から肘までの長さは肘から地面までの長さと同じである。
【習性/性格】
静かな犬で、よい番犬である。
独立心が強く、誠実だが、超然とした一面もある。
【頭部(ヘッド)】
*頭蓋部(クラニアル・リージョン)
スカル 平で、幅広い。
ストップ 明瞭ではない。
*顔部(フェイシャル・リージョン)
鼻(ノーズ) 大きく、幅広で、あらゆる場合においてブラックである。
(但し、クリームやホワイトに近い色の場合のみ、明るい色の鼻でも
例外が認められ、ブルーやフォーンのものにおいては、
同色の鼻でも許容されるが、あらゆる場合において
ブラックが望ましい。
マズル 適度な長さで、目からマズルの先端までは幅広である。
(先端は狐のマズルのように尖ってはいない)
口唇(フルーズ) 口蓋と垂唇を含み、口はブラック一色で、
青みがかった黒い舌を伴うのが理想的である。
しかしながら、毛色がブルーやフォーンのものは歯茎の色が
明らかに薄くなっている場合があり、特にクリームやホワイトのものでは
それが顕著に見られる。
顎/歯(ジョーズ/ティース) 歯は力強く、平で、顎も力強い。
完璧な正しい歯列で、完全なシザーズバイトであり、
即ち、上歯は下歯に密接に重なり合っており、
顎に対して垂直についている。
目(アイズ) 眼色はダークで、オーバル(卵型)、
中位の大きさ、すっきりしている。毛色がブルーやフォーンのものには、
同色の目でもよい。すっきりした目で眼瞼内反にはなっておらず、
目の大きさのみが問題となって欠点とされることはない。
耳(イヤーズ) 小さく、厚く、先端は僅かに丸みを帯びている。
きちんと立って、広く離れてついている。
又、目の方に傾斜しており、耳の先端の間隔は僅かに狭くなり、
この犬種特有のしかめ面を作り出す。
しかめ面は決して頭部の皮膚のゆるい皺によって作られてはならない。
【頸(ネック)】
力強く、太く、短くはない。
肩にしっかりついており、僅かにアーチしている。
頭部をトップライン上に誇らしげに上げるために充分な長さである。
【ボディ】
*背(バック) 短く、平らで、力強い。
*腰(ロイン) 力強い
*胸(チェスト) 幅広く、深い。肘は良く張っているが、樽胴ではない。
【尾(テイル)】
尾付きは高く、背負っている。
【四肢(リムズ)】
*前肢(フォアクォーターズ)
肩(ショルダーズ) 筋肉質で傾斜している。
肘(エルボーズ) キ甲から肘までの長さと、肘から地面までの長さと同じである。
前足(フォアフィート) 小さく、丸く、猫足のような指趾でしっかりと立っている。
*後肢(ハインドクォーターズ)
全体(ジェネラル・アニアランス) 側望すると肢は股関節の真下に位置する。
大腿(サイ) よく発達している。
膝(スタイフル)(ニー) 僅かに曲がっている。
下腿(ローワー・サイ) よく発達している。
中足(リア・パスターン)(メタターサス) 飛節はよく下りている。
飛節から下は真っ直ぐであり、決して前方に曲がってはいない。
後足(ハインドフィート) 小さく、丸く、猫足のような指趾でしっかりと立っている。
【歩様(ゲイト/ムーブメント)】
比較的歩幅は狭く、後ろ足は高く持上げず、地面をかすめるように見え、
その結果、側望すると振り子のようである。
その独特な短い歩幅の歩様によって自由に動くことができ、
決してぎこちない動きではなく、素晴らしい持久力がある。
前脚と後脚は互いに平行で真っ直ぐ前方に動いている。
犬は常に苦痛のな様子をすることなく自由に、
且つ健全な歩様ができなければならない。
【被毛(コート)】
毛(ヘアー) ラフかスムースのいずれかである、
ラフ: 豊富で、密生しており、真っ直ぐで開立しているが、長過ぎることはない。
上毛は粗毛で、下毛は柔らかくウーリーである。
特に頸周りの被毛は厚く、メーン或いはラフになっており、
大腿の後は毛量豊かなキュロット或いはブリーチングになっている。
スムース: 被毛は短く、密生しており、真っ直ぐな立毛である。
平ではなく、ビロードのような質である。
自然なアウトラインや表情を変えてしまう様な、人工的なカットには
ペナルティーが課せられるべきであるが、足まわりの毛はきちんとカットしても良い。
【毛色(カラー)】
全体がブラック、レッド、ブルー、フォーン、クリームもしくはホワイトで、
しばしばシェードが入っているが、斑(パッチ)やパーティ・カラーは許容されない。
【サイズ】
体高 牡:48~56cm
牝:46~51cm
【欠点】
上記の点からのいかなる逸脱も欠点とみなされ、
その欠点の重大さは逸脱の程度及び犬の健康ならびに福利への影響に比例するものとする。
【失格】
・攻撃的もしくは過度のシャイ。
・肉体的・精神的に明らかに基準外であるものは、いかなる犬でも失格とみなされる。
・陰睾丸
JKC全犬種標準書より